ついに、禁断の「F1.2」の世界に足を踏み入れてしまいました。しかも、とびきり身軽な形で。
お久しぶりです、 junprog です。
今回は、2025年11月に発売されて大きな話題になった、キヤノンの型破りな単焦点レンズ「RF45mm F1.2 STM」のレビューをお届けします。
なぜこのレンズを選んだのか
F1.2という大口径レンズといえば、巨大で重く、価格も数十万円するのが当たり前でした。
しかし、このレンズは無印レンズとして登場し、なんと6万円台という手の届きやすい価格を実現しています。
日常的なスナップで、F1.2の極薄のピント面と大きなボケ味を気軽に振り回してみたい!と思い、気づいたら手元にありました。
ファーストインプレッション
- とにかく軽くてコンパクトです。重量はわずか約346gしかありません。EOS R6 Mark IIIのしっかりとしたグリップと合わせると非常にバランスが良く、一日中首から下げていても全く苦にならないサイズ感です。
- エモーショナルな「オールドレンズ感」があります。優等生的な解像度重視の現代レンズとは違い、開放F1.2で撮ると周辺減光や、少しクセのあるグルグルとした二線ボケが現れます。これが逆に非常に良い「味」になり、何気ない日常の風景をドラマチックに演出してくれます。
- 少し絞ればキリッとシャープになります。開放での柔らかい描写から一転、少し絞ると質感をしっかり描写するシャープな解像を見せてくれます。1本で2つの顔を楽しめる奥深いレンズです。
作例
作例1: 桜
作例2: 竹林
作例3: イルミネーション(クロスフィルター使用)
感想
「F1.2の明るさを、スナップ感覚で持ち歩ける」という体験は本当に新鮮で、写真を撮るのがさらに楽しくなりました。
完璧な光学性能を求めるのではなく、レンズの持つ「個性」や「味」を楽しめる方にとって、非常にコストパフォーマンスが高く、素晴らしい相棒になると思います。